医師・看護師がコメディカル・事務職と連携したチーム医療を行い、患者さんが安心して受けられる検査の提供に努めています。診療放射線技師によるCT、MRIなどの各種モダリティーによるデジタル撮影と画像作成、専門の医師による画像診断およびインターベンショナルラジオロジー（IVR）を行っています。 「断ることのない救急受け入れ態勢」の方針に従い、24時間365日の精密で迅速な緊急検査を実践しています。 検査の際の医療被ばくにおいては、日本診療放射線技師会による「医療被ばくガイドライン」の低減目標値を考慮した検査に取り組んでいます。患者さんが納得できる安全な医療を心がけ、高度化する放射線診療技術の向上をめざしています。検査についての不明な点がございましたら、放射線科スタッフにお尋ねください。

各検査室のご案内

• CT室

  Ｘ線を使って身体のさまざまな断面を画像にする検査です。64列CTにより、短時間で広範囲の撮影が行えます。そのため、息止め時間の短縮や低被ばくが可能となり、患者さんの負担を軽減した検査が施行できます。撮影データを使用した、診断価値の高い３次元画像の作成も行っています。

• MRI室

  強力な磁石でできた筒型の装置に入り、磁気の力を利用して臓器や血管を撮影する検査です。放射線を使用していないため、被ばくの心配はありません。患者さんに優しい検査の観点から、診断支援に有用な高画質かつ撮影時間の短縮を両立させた検査をめざします。当院ではコイルが軽量であり、装置がコンパクトのため圧迫感が軽減されています。脳委縮度検査システムを使用して高精度に解析された、早期アルツハイマー型認知症の診断支援情報レポートの作成も行っています。