リハビリテーション科
リハビリテーション科では、急性期病院の特徴を生かしてICUから早期介入し、365日体制で術後の合併症予防や早期の機能回復、社会復帰をめざします。病態に応じて発症・術後翌日よりベッドから起こし、積極的にかつ、安全・安心なリハビリテーションの提供をめざすことで地域の救急医療に貢献・尽力します。 また、日本は超高齢社会を迎え、リハビリテーションの担う役割は多様化しています。患者さんひとりひとりの病態に応じ、医師・病棟看護師・医療ソーシャルワーカーと連携して、一つのチームとして包括的なリハビリテーションを提供します。
- 理学療法:主に起立・歩行訓練を中心に、基本的な動作訓練を行います。
- 作業療法:整容・更衣・排せつなどの日常生活に基づいた訓練を行います。また、家事や仕事など社会復帰への評価・訓練を行います。
- 言語療法:コミュニケーションの障がいに対して言語訓練を行います。また、飲み込み(嚥下)の訓練を行います。
施設基準
脳血管リハビリテーション(Ⅱ) 運動器リハビリテーション(Ⅰ) 呼吸器リハビリテーション(Ⅰ)
免荷式トレッドミル
体への負担を軽減し、早期から安全に配慮して歩行訓練を進めることができます。呼気ガス分析
呼吸の酸素ガス濃度・炭酸ガス濃度を測り、適切な運動の量(強さ)を評価します。嚥下内視鏡検査
医師に同行し、早期よりベッドサイドにて、飲み込みの評価を行います。