皮膚科
皮膚科の疾患は、この薬を飲めば治る、塗れば治るというような単純なものではありません。薬自体は医師が処方しますが、治療自体はご自宅で患者さん自身が行うものになります。また、長期に渡り付き合っていかなければならない場合が多いです。
その為、診断することは勿論のこと、その後の外用薬の塗り方やスキンケアの仕方、 疾患との付き合い方等をしっかりお話することが大切だと考えております。
皮膚の疾患は人それぞれ症状が異なります。患者さんの経過などを詳しく聞く事が診断には必要不可欠と考えます。
限られた診療時間の中ですが、出来る限りしっかりとお話をして皆様に寄り添った医療を提供することを心掛けていきたいと考えております。
主な診療疾患
- アトピー性皮膚炎
- 蕁麻疹
- 水いぼ
3歳以上の場合は局所麻酔薬が含有されたテープを30分〜1時間貼付した後に行いますので疼痛がかなり抑えられます。
既に炎症を起こしている場合は出来ませんのでご了承ください。 - にきび
- 尋常性乾癬
オテズラの処方可能です。
- 掌蹠膿疱症
- 皮膚腫瘍
当院形成外科へ依頼させて頂いております。局所麻酔で切除可能な範囲であれば当院にて可能です。
- 帯状疱疹
- 水疱症
- 中毒疹
- ウィルス性いぼ
等
その他にも幅広く一般的な皮膚疾患を診療しております。
入院や紫外線療法、皮膚生検が必要な場合は近隣の病院をご紹介させて頂いております。
皆様の皮ふのかかりつけ医になれますよう、日々邁進してまいります。
ドクター紹介
非常勤医師 白土 麻澄
学歴
2010年聖マリアンナ医科大学卒業
所属学会
日本皮膚科学会
認定など
日本皮膚科学会皮膚科専門医
※資格等についての問い合わせ:名戸ヶ谷あびこ病院
TEL:04-7157-2233
エキシマについて
エキシマは、紫外線の波長の中から、より治療効果の高い領域である308nmという波長だけを照射することが出来る、ターゲット型の紫外線療法です。
照射することで、アトピー性皮膚炎や掌蹠膿疱症などでは炎症を抑え、外用量の減少に繋がります。また、白斑などでは色素新生が期待出来ます。
いずれの疾患に対しても定期的に複数回の照射が必要になりますが、照射自体はいつでも開始、中断することが出来ますので、症状に合わせて臨機応変に対応することが出来ます。照射は個々の診察時間内にその場で行いますので、場所の移動や待ち時間が追加でかかることはありません。症状によりますが、単発の照射時間も1分を超えることはほぼなく、大体30秒程度で終了します。
従来の紫外線療法の中でもエキシマは、治療効果、安全性が共に高いと言われています。皆様の皮膚症状を少しでも早く治す手助けになればと考えております。